TOEICは質より量!
TOEICは、時として「運」が絡むテストである。
「運も実力のうち」とよく言うが、事前にコンディションを整えて、存分に実力を発揮できるように整えよう。
「運」がどこに関係しているかというと、主に下記の3つだ。
- 会場運(設備編)
- 会場運(家からの移動編)
- 自分の力でなんとかできる編
1.会場運(設備編)
都市圏だと毎回違う受験会場に飛ばされるし、会場によって設備が違う。
もちろん一定の条件を満たしていないと、公式にTOEICの受験会場になることはできない。
その基準はかなり厳しいものだ。
しかし、その一定の条件を満たした会場であっても、差があることは知っておいた方がいい。
- 数百人を収容できるような大ホール
- リスニングの音が反響してよく聞こえない
- 電気が少し暗い
こんな会場に当たった時は、心理的に腹を括る必要があると思う。
会場にその設備しかなければ、それ以上の改善は無理だからだ。
TOEICは、場合によっては切羽詰まった人が受験しにくる。
昇進がかかっている人だっている。
そういう人が上に書いたような会場にあたると、つい少しだけ声を荒げたくなることもあるだろう。
「音!これが最大ですか!」
「ちょっ電気!もっと明るくなりませんか!」
こんな風にイラついている人が隣にいても、決して焦ってはいけない。
大切なのは、出来る限り心理的に余裕を保っておくことだと思う。
そのためには、TOEICはスケジュールの予定がつく限り、毎回受験することをお勧めしたい。
「まぁ来月があるし」と思えることが、心理的な余裕を産むからだ。
一発勝負はできるだけ避けるように調整しよう。
2.会場運(家からの移動編)
どこの会場に当たるかは、受験票が届くまで分からない。(郵便番号で毎回振り分けられているという噂がある。)
家から遠い会場、アクセスの悪い会場に当たることはよくある。
大学がTOEIC会場になることも多く、最寄りの駅から15分以上歩かないといけない場合や、駅から送迎バスに乗らなくてはいけないこともある。
そういった場合は、ついがっかりしてしまうものである。
当日の朝も、色んなことが起きる。
雨が土砂降りだったり、電車が遅れたりすれば、ついイライラしてしまうこともあるだろう。
努めて余裕を持つようにしよう。
※自分なり「余裕スイッチ」のすすめ
おすすめは、自分なりの「余裕スイッチ」を決めておくことだと思う。
TOEIC受験の日のマイルールとでも言えるだろうか。
自分の力でどうにもならない点(会場や天気など)で好ましくない事が起きた場合に、「これをする」と決めておくことだ。
例)
「雨があまりにひどい時は、タクシーに乗る」
「早めに会場近くまで行って、喫茶店で時間を潰す」
「会場に1番乗りして周辺を歩いてみる」
「敢えてその日の朝は復習しないと決める」
など、何でもよい。
自分が一番心穏やかに過ごせるように、マイルールを作っておこう。