3.自分の力でなんとかできる編
会場に元からある設備や、どの会場に行かされるかなどは自分の力ではどうにもならないが、自分でどうにかできることもある。
会場について自分の席に座ったら、まず周辺の状況を確認しよう。
・椅子がガタガタしていないか
・机がしっかりと安定している(揺れない)か
・直射日光が当たらないか
・冷暖房の風が直撃していないか
TOEICは、見知らぬまったくの他人と席が隣同士になる。
その人が貧乏ゆすりをする人だったり、マークする時に勢いよく塗りつぶす人だった場合、机と椅子に強度がないと大変なことになる。
リスニングの試験が1度始まってしまえば、席がガタガタしても2時間耐えるしかなくなってしまう。
「机が揺れて集中できない」というのは、実はよくあることである。
冷暖房の直撃や、窓のそばの席だった場合にもよく注意をしよう。
「このくらい大丈夫だろう」と思っても、TOEICは2時間の集中勝負の試験である。
ある程度は服で調整できるように服を選んでいくとしても、集中を妨げるような要素は、できるだけ排除しておいた方がいい。
少しでも不安要素があれば、申告して席を変えてもらおう。
最後に、試験直前になるとリスニングの音声テストがある。
聞こえにくければ、席を変えてもらうことができる。ここが申告の最終チャンスとなる。
毎回受験のすすめ
TOEICは、ほぼ毎月実施されているテストだ。
出来る限り毎回受験した方が良いと思う。
毎月受験し続けることで実力がついていくし、自分なりのフローが出来ていくからだ。
・何時に起きて、何時に出かける
・その日の朝何を食べるか
・移動手段
・試験前の過ごし方
・着ていく服
などの細かいところまで、「この過ごし方をすると、調子が最高にいい」というルールが出来上がっていく。
そして、上に書いてきた会場や設備などの運も含めて、全てが自分の味方に働いてくれたような、完璧に上手くいく回が必ず出てくる。
そんな時は、自己ベストのスコアをたたき出しやすい。
高スコアを狙っている時ほど、TOEICは毎回受けた方がいい。
そのためにも、期限がある場合はすぐにでも受験を開始しよう。
まとめ
- TOEICは時に「運」が絡むと知っておこう
- 自分なりの「余裕スイッチ」を決めておこう
- 机や椅子、席に不安がある場合は、申告して席を変えてもらおう
- TOEICは毎回受験して、自分なりのフローを作ろう
※おまけ:トイレに行きたくなったら
トイレに行きたくなったら、慌てず手を上げて試験監督を呼ぼう。
人によって筆談用の紙を差し出してきたり、腰をかがめて小声で喋るように促してくれたりする。
トイレに行きたいと言えば、行かせてもらえる。
戻ってきて続きも受験できる。
が、もちろん2時間の集中命のテストなので、行かないにこしたことはないと思う。